2018年3月12日月曜日

隊員/気水圏夏隊同行者の場合


 この[隊員]ページ第59次南極地域観測隊の隊員のうち一部に個人的にインタビューをし、纏めたものです。個人の詳細については深く立ち入らず、内容は、

  • 南極での仕事 :何をするために南極に来たか
  • 南極に来た経緯:どうすれば南極に来られるか

に集約されています。


南極での仕事


テーマ『全球生物科学的環境における東南極エアロゾルの変動』に関連した、砕氷船しらせ船上でのエアロゾル観測機器の保守点検および観測。
また、自分の観測としてガイガーカウンターの放射線観測、太陽アナレンマ(同じ時刻の太陽の位置を追っかけていくと位置が徐々に変わる現象)の観測、空の色の観測。


南極に来た経緯


学部のときの指導教官が前次隊の夏隊で参加しており、そのつてでテーマ『全球生物科学的環境における東南極エアロゾルの変動』の担当者から、2016年12月に今次隊の参加者を探している旨のメールがあり、二つ返事で引き受けて参加することになった。

南極の感想


一言では言えない。
昭和は想像以上に監獄だ。





管理人より


 二人目。大学院生です。若いねー、とか言いだしたらおっさんなので気をつけてください。でも若いとほんとに元気だよな。うむ。カメラが好きなようで、なんか高そうなカメラ&レンズを持っており、観測用にカメラを持ってきたカメラ初心者の自分はいろいろと教えを請いました(でももう忘れた)。

 前回の→気水圏夏隊同行者の場合と同様、彼とも一緒に野外に出かけました。ちなみにこの記事はそのときにインタビューした内容が元だったりします。

 来た経緯については非常にわかりやすい部類で、大学のときの指導教官が南極観測の関係者だったのでしぜんと観測隊に繋がったパターンです。大学生・大学院生で南極に行く場合はほぼこのパターンなのではないでしょうか。ただし大学→大学院のときに学び舎を変え(理系ではよくある)ていて、現在の指導教官ではなく前の教官、というのはちょっと変化球かもしれません。

 ちなみに感想の「想像以上に監獄だ」ですが、えっと、二夏の狭さについて言及しているのか、トイレすら過酷な二夏のことを言っているのか、はたまた二夏のことなのか、いったいどれのことなのでしょう。

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Maira Gall